「カラーキャリブレーション」

今から5年ほど前に、キャリブレーション内蔵のディスプレイを購入しました。EIZOのColor Edge CG247です。

それまではNECのMulti sync+外部キャリブレーションセンサーを使っていましたが、美術本の仕事が入り、多くの絵画の撮影をすることになったために、シビアな色合わせを考慮して、このディスプレイを購入しました。

当時はすでに、印刷所もグラフィックデザイナーもフォトグラファーも、大体、EizoのColor Edgeを使って仕事をしていましたから、同環境で、色合わせには、それほど困ることはなかったのですが、なんせ、美術本なので、気を使いました。

しかし、印刷所は、昔から美術本の印刷で有名な図書印刷、製版職人さんが気合を入れて仕事をやってくれたおかげで、素晴らしい本に仕上がりました。

プロの場合、ディスプレイは生命線だと思います。できれば、キャリブレーションセンサー内蔵のEizo Color Edgeがおすすめです。というか、私の周りはみなこれ、使っています。

そして、この仕事で大活躍したのが、AdobeのLightroom。

コレクターさんの家で壁一面に飾ってある絵画を撮影しましたが、引きもなく、広角レンズで撮影、おまけに横長なので分割して撮影して、後でつなぎ合わせるという工程でした。そこで、Lightroomのパース修正のツールが大活躍。同時にCapture One Proのツールも併用しました。

大変な、難儀な仕事をすると、アプリケーションの使いこなしのためのテクニックが大幅に向上すると思います。

たまに、建築写真の撮影をしますが、この時の知識が、様々な局面で役に立っています。

そして、いろいろと仕事をやっていくと、自分だけのワークフローというものが自然に出来上がっていきます。

使用撮影機材,ソフト:Mamiya DF+Leaf Aptus II5+Sekor45mm,120mm Macro、Profoto strobo、CaptureOnePro, Lightroom, PhotoshopCS6

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「画素数信仰」

デジカメの画質は、CMOSの面積を画素数で割ったピクセル一個一個の面積できまります。もちろん、同世代のデジカメでの比較になります。ですから、例えば、我々の仕事の場合、ニコンZ7とZ6では、大体、A3くらいまでプリントまたは印刷媒体にした場合は、Z6の方が画質に優れていると言えます。
ただ、巨大なコルトンボックスや看板に使うような特殊なケースには、Z7の方が有利です。

高感度撮影や画像処理を繰り返す場合は画素数がより少なく、ピクセル面積が大きい方が画質の劣化は少ないです。
ちょっと前までダルサのCCDを採用していたLeaf Aptus II5というデジカメバックを使っていましたが、ほぼ6cm×4.5cmのCCDで画素数は2400万画素でした。ピクセルひとつの面積は、デジカメ史上最大の9ミクロン。今後もこんな大きなピクセルのCMOSは出ないと思います。
逆に、同じ6cm×4.5cmのCCDで6000万画素のPhase Oneを使ったこともあります。
両方共主にポスターの撮影に使っていましたが、当時ハイエンドなだけに、CCD面積と画素数、画質の関係をとても感覚的に知ることができました。

仕事の場合は、仕事の内容、具体的に言うと、掲載される媒体の中でどのくらいのサイズで扱われるかによって、カメラを選択するという方法が最も効率的だと思っています。
例えば、紙面で6cm×4cmくらいの扱いのプロセス写真を数多く取る場合には、35mmフルサイズのデジカメでは、1200万画素あれば十分です。

自分はそういうプロセス写真に加えA4や、A4見開き(A3)のカットも撮ることがあるので、2400万画素級のデジカメを使っていますが、サイズ的にも、例えトリミングの事を考慮しても十分すぎるくらいです。3000〜5000万画素のニコンD810やD850は、ポスターやコルトンボックスの撮影以外は、もうリソースの無駄以外の何物でもありません。

最も、ポスターやコルトンボックスの撮影には、プロはほとんどミディアムサイズを使用しているので、3000万画素〜5000万画素の35mmフルサイズは、個展で大伸ばしする以外にはほとんど意味のないカメラだと思います。

ですから、ニコンはプロ向けのD3〜D5の画素数は1600〜2000万画素です。これは、まさにプロの仕事のことを考えての設定で、D750も同じだと考えています。

逆に、画素数が非現実的なD810やD850はアマチュア向きだと言えると思います。メーカーはこういうことは言いませんが、やはりハイアマチュアも取り込んでいかないと商売が成り立たないので、技術力アピールのために高画素数のカメラを開発しているのだと思います。

サーキットでしかフルスピード出せるはずのないフェラーリを、一般的には公道しか走らないユーザーのために販売しているのと似ています。

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「Nikon D760」

ニコンD760のデータが漏れてネット上に流れたと、ちょっと前にYoutubeで知りました。スペックを見ると、大体想像した通りですが、問題なのは価格。

大体25万円〜26万円という話ですが、こうなると、買い足すとして、Z6の方がお買い得になりそうな気がします。やはり、ニコン初のミラーレスを使ってみたいし、ニコン初のデジタル一眼レフのD1のときも、即買いでした。

現在D750、2台を仕事で使っていますが、レンズは全て単焦点。

自分の仕事はメインがポートレート。レンズは、古い85mm f1.8一本。それもなるべくストロボのハレを少なくするために、なるべく暗いレンズ。D750に付けっぱなしです。

対談やインタビューの撮影の場合は特にシャッター音がほとんどしない方がありがたい。ここで、Z6を使いたいと思っています。85mm f1.8をZ6に付けっぱなしというのがベスト。

Z6を購入して、3台のボディに、自分が仕事で常用する 20mm、35mm、85mmをそれぞれ装着して、脱着はしない。

このラインナップでしばらく仕事をやってみたいと思っています。

今年と来年は機材入れ替えの時期。ミディアムフォーマットは、PhaseOneとLeafを売却してしまったので、FujiのGFXを狙っています。今年は車とMacの買い替えだったので、カメラは来年消費税アップまでに買い替えたいと思っています。

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「Nikon Z7, Z6がシングルスロットである理由」

Nikon D750 カードスロット

ニコンのZ6,Z7がシングルスロットであることで物議を醸しています。

私も最初、シングルスロットであるということを知ったときに「え〜〜っ」と驚きましたが、いろいろと、Zシリーズが採用したXQDカードのことを調べてみたら、まだ、XQDカードの堅牢性や信頼性は使ったことがないので未知数ですが、なるほどな。と少し納得しました。

というのも、SDカードを使っていたときに、何度かカメラがカードを認識しなくなりその後使えなくなったことがあるからです。ご存知のようにSDカードはペラペラで接点丸出し。いつも出し入れのときに、無意識に「これ大丈夫かな?」と感じていたからです。

そして、MacがSDカードをマウントしないことがあり、カードを差しなおすことは日常茶飯事でした。

私が最初に使ったデジカメはニコンのD1ですが、それからD700まで、そして、ミディアムサイズのPhase OneやLeafもCFカードでした。ずっとCFカードを仕事で使ってきて、認識しないようになる。とか、破損したりしたことは皆無でした。スロットをダブルにして冗長性を確保すべきなどとは、想像もしませんでした。

無意識に、シングルで当然だと思って、仕事で大量のカットを撮っていたわけです。

CFカードは、接点は隠れています。そして頑丈です。ですから、穿った見方ですが、ダブルスロットというのは、SDカードの脆弱性を考慮してのシステムだったのではないのか?と今になると考えてしまいます。

ニコンが採用したXQDカードは、接点が隠れていて、開発したソニーの方のインタビューを見ると、相当堅牢性に力を入れたようです。ですから、XQDカードはCFカード並に堅牢性と信頼性があると想像しています。

そういうことを考慮すると、Zシリーズは、プロでも、分野によっては、シングルスロットで良いのでは?と考えています。私の場合は報道やスポーツ写真とは違い、その場での再撮が比較的容易なので、シングルスロットでも万一の場合、取り返しがつく可能性は大きいと思っています。

論より証拠、来年早々、Z6を購入して、仕事で、信頼性を調べてみたいと思っています。

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「機材にはあまり興味はないのですが〜カメラ歴を」

機材は買うまでは、いろいろと調べてしつこく比較したりして結構知識も深くなるのですが、買ってしまうと、それで安心して、全く興味がなくなる方です。しかし、時々、今までどんなカメラ使ってきたのかな?と思うことがあるので、ちょっと書き出してみました。

○フィルムカメラ
(35mmサイズ)
Nikon F3, Nikon F4, OLYMPUS OM1, レンジファインダーのCONTAX(名前失念)
(ミディアムサイズ)
Hasselblad 500CM,Rollei flex SL66, MamiyaRZ67, Pentax645, Pentax67,
(ビューカメラ)
Linhoff Kardan4✕5, Sinar C4✕5, Sinar C8✕10

○デジタルカメラ
(35mmタイプ)
Nikon D1, Nikon D2, Nikon D700, Nikon D7000, Nikon D750, Canon 1DSMkIII, Canon 5DMkll,
(ミディアムタイプ)
Mamiya DF(デジタルバックはPhase One とLeaf)

意外とフィルム時代の方がいろんなカメラを使っていましたが、もうすでに、デジタルカメラ歴が同じくらいになってしまいました。
フィルム時代:1984年〜2000年(2004年まではデジタルと併用)
デジタル時代:2000年〜2018年現在まで

デジタルかフィルムか?という比較は自分にとって不毛で、仕事では断然デジタルになって良かったと思います。なにより、再撮や、現像の手間暇がなくなったことが嬉しい。撮影時に、上がりが予想できるので、精神的にとても楽になったと思います。

ただ、個人的な作品については、またフィルムで撮ってみようと思うくらいフィルムにノスタルジーがありますが、フィルムカメラは潔く売り払ってしまったので、デジタルの表現力が全てになっています。
それで良いと思っています。

現在、欲しいと思っているのは、Lumixのハイエンドクラス。35mmフルサイズが出そうですが、マイクロフォーサーズの方に興味があります。多分、来年早々には購入しそうな気配です。

自分は最初は映画のカメラマン(映画の世界ではキャメラマン)志望だったので、動画性能が秀逸なLumixに興味があります。マイクロフォーサーズのレンズを揃えておくと、これまた欲しいと思っているBlack Magic Designのシネカメラにも使えるし。なかなか今後が楽しみです。

あとGoPro Hero7も欲しい。笑。

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