「フリーランスの意外な惨状」

Youtubeを観ていたら、「フリーランスの意外な惨状」という動画がありました。

アップされた方は若い方だったのですが、なかなか的を射ていると思いました。

彼によると、フリーランスには2つタイプがあって、

ひとつは、自分で顧客開拓ができる人。

もうひとつは、

ネットの仕事紹介サイトを通して仕事を得ている人。

後者は、フリーランスとは名ばかりとおっしゃっています。

後者については、ネット時代以前でも、同じような事が言えて、

雑誌だと編集プロダクション、広告だと、ブローカーみたいに仕事を紹介することを商売にしている人を通じて仕事を得ている人は、はっきり言って搾取されます。最悪、生活もできません。ネットの紹介サイトも一種のブローカーです。

ですから、まず、クライアント直に仕事を得るのか、または、大手の広告代理店や出版社から直接仕事をもらうのかのどちらかになります。

クライアント直は、例えば、メーカーの広告宣伝部から直接仕事をもらうとか、ウェディングの仕事を、結婚予定のカップルから直接もらう工夫をするとか、そういうことになります。前者の大手広告代理店や大出版社は、ほぼクライアント直だと考えて良いと思います。

フリーランスは、しっかりと利益を出していかないといずれ破綻することは、今まで多くの「消えてしまったカメラマン」を見てきた自分にとっては、明らかなことです。そして、値下げ競争に巻き込まれたカメラマンも、ほぼ例外なく廃業の憂き目に会っています。自分が設定したギャラは何があっても下げてはだめです。

フリーランスになったばかりの頃は、誰でも、まともに作品がなく、売り込みに苦労します。

しかし、なるべく早い段階に作品を充実させて、徐々に確実に売り込んでいかないとつらいと思います。

フリーランスは、まず仕事を得るということの前段階として、客観的に見て、「競争力」のある作品を用意するのが大前提だと思います。

これが王道です。

自分が売り込みに行く先では、すでに、多くのカメラマンが仕事をしているわけですから。

担当者は、売り込んできたカメラマンをわざわざ使う。という説得力が必要なわけです。

これは大変なことですが、安易に、お金を得るために紹介サイトなどを利用していると、いずれ廃業です。

まずは、ターゲットをしっかりと定め、作品を充実させ、次に売り込み営業をかける。

これは、現在一線で活躍しているほとんどのカメラマンがやってきたことだと思います。

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「肌色とホワイトバランス」

Anna taken with Nikon D700 Nikkor85mmF1.8 ©2018 Hiroyuki Ide

写真は、先日アップしたロシア人の女の子で、これはNikonで撮影したものです。撮影の最初にグレーボードを持ってもらいました。

スタジオ撮影の時はいつもこのように、現像段階でホワイトバランス調整をするために、モデルさんにグレーボードを持ってもらいます。

光源は大型ストロボですが、やはり色温度が高く(左写真)、現像ソフト(CaptureOne Pro)のホワイトバランス機能にあるスポイトツールでグレーボードを基準点にホワイトバランスをとったのが右の写真です。

左の写真に目が慣れると、ホワイトバランス補正をした写真は赤っぽく見えてしまいます。特に、今、見ているこのモニタは印刷用にキャリブレーションしてありますから、余計に赤く見えます。

肌色は特に主観が入るので難しいです。私は、一応、補正したデータが気に入らないと、自分なりに、若干色温度調整を行っています。それで、クレームがきたことは一度もありません。自然に美しければそれで良いと思います。

ただ、同じクライアントの仕事では、ばらつきがあると、ちょっとまずいと思います。

どんな肌色を美しく感じるのかは、民族によっても違います。白人は、白い肌が見たままに白く映った写真を嫌う傾向があります。白人の肌色を、その白さを基準に出すと、大体、白い透き通ったような肌の下に血管の色が浮かび上がり、薄い紫色がかかることがあります。

これを、映画関係者たちは、特に嫌っていて、私がアメリカにいた当時、映画はフィルムが主流でしたが、照明の光源にアンバー(オレンジ)のフィルターをかけていました。

映画を見ていると自然で、こんなものかと思いますが、良く観察すると、大体女優さんたちの肌は血色の良いアンバーの色調がかかっています。

私が住んでいたアパートは、ニューヨークのフォトディストリクト(写真業界で有名な地域)で、よく、近所でハリウッドの映画撮影ロケが行われていました。

そこで、ライティングやフィルター、カメラ、レンズなどを良く観察していましたが、大体、上述のアンバー系フィルターを付けた光源を使っていました。

カメラはArriflexが主流でしたが、レンズは、ほぼNikkorレンズでした。アダプタを付けて使用していたようで、ハリウッドのフィルムムービー関係者に支持されていました。

ライティング(照明)については、もう、日本では目にしたことのない規模で、規模が大きいなりに、とても勉強になりました。
小規模のライティングでもライティングの原理は同じですから。

スポットや面光源の使い方、目からうろこでした。

人の肌は趣味で撮っている場合も、仕事の場合も自分の主観が入ると思いますが、一応、自分なりのスタンダードを持つとよいと思います。

そのためには、細かいホワイトバランスコントロールができる、LightroomやCaptureOne Proを使うのが最も効果的で楽だと思います。

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「どうやってプロになるのか」

©2018 Hiroyuki Ide

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

長くカメラマン生活をやっていると、時々、
「どうやったらプロになれるんですか?」
という質問を受けることがあります。

多分、私がプロになったころと、現在ではちょっと違うとは思いますが、
基本的に、作品を売り込むということに関しては変わっていないと思います。

現在はカメラマンのHPを見れば、どんな作品を撮っているのか、分かりますが、今でも、広告のアートディレクターや雑誌の編集者は、かならずプリントを見たいといいます。フィルムもデジタルもプリントを見ると、PCでは分からない細かな、写真のクオリティが分かります。そこで、まず彼らは、このカメラマンは、しっかりとしたクオリティを持った写真が撮れるのだろうか?と判断します。

私がカメラマンになったころは、この写真のような、ポートフォリオ・ブックを見せていました。カット数は大体20〜30。1990年に労働ビザが切れて、アメリカから帰国したころは、メジャーな雑誌、自分がやりたい雑誌の編集部に電話をしてアポをとって、作品を見てもらっていました。

大体、どの雑誌でも、すでにレギュラーページを撮っているカメラマンは決まっているし、大御所がまだまだ大勢いたころでした。
後に、あるベテラン編集者は、一ヶ月に大体20〜30人のカメラマンが売り込みにくると言っていました。

自分の経験で言うと、
「これいいね。きれいな写真を撮るね」
などと、褒められたら、まず仕事は来ない。
これはニューヨークでもそうでした。

なにも言わずに、黙って写真を見入っていると、その後、仕事が来ることが多かったように思います。一番早かったのは、その場で、
「今度、このページやらない?」
と仕事をいただいたこともあります。

雑誌の仕事をしたい場合は、下から這い上がっていくようなやり方ではいつまでたっても上がれません。まず、トップから売り込みます。
現在の女性誌だったら、ヴォーグや、家庭画報、婦人画報あたりでしょう。

超一流誌の編集者は自分に絶大な自信を持っているので、自分が才能を認めたカメラマンだったら、無名でも仕事が来ることがあります。
そこで仕事をもらったら、その後、大体、他の女性誌に売り込んでも仕事は取れます。

これは、ニューヨークで学んだ売り込み方です。
私はこの売り込み方で、一年経っても仕事がとれなかったら、自分に見切りをつけてカメラマンをやめるつもりでした。しかし、なんとか勝率8割程度で仕事がとれたので、これまで食ってこれたのだと思います。

私がやってきたようなやり方でカメラマンになった方もいますが、多分、カメラマンの数だけ、プロになった方法は違うと思います。ひたすら、有名カメラマンのアシスタントとして修行して、なった方もいますし、個性的でなくとも、地味な売り込みを重ねて仕事を増やし、しっかりと期待に応える技で信用を築いていった方もいます。

ただ、プロになろうと思ったら、最終的にどんなカメラマンになりたいか?具体的にどんな仕事をしたいのか?という目標のイメージを強く持った方が良いと思います。そうすると、そこに向かって自然と旅はスタートすると思います。

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「ロシア人の女の子」

Anna taken with Canon 1DsMk2 ©Hiroyuki Ide

この子も、先日アップしたロシア人と同じ時期にスタジオにやってきました。友人同士みたいでしたが、この子の方が陽気で明るかったです。

ロシア人には美人が多いのですが、ロシアから出てきたばかりの子はどこか垢抜けておらず、良く言えば田舎っぽい、素朴な感じがしますが、ニューヨークやパリなどの大都会に出てきてしばらくすると、都会的になって、ファッションモデルにぴったりの雰囲気になります。

ニューヨークに移住したすぐに、有名なエリートモデル・エージェンシーで、新人モデルのテスト撮影をやっていたことがあります。白人、黒人、ラテン系、東洋系、ほとんどの人種を撮りました。

すべてのモデルを全く同じ撮り方、ライティングで撮っていると、それぞれの特徴が出ないことに気がついて、撮り方をそれぞれ代えていました。
結構、それが良いトレーニングになったと思っています。

一時期フランスの女優さんたちをファッション誌の撮影で撮っていましたが、みな、とてもワガママで、ワガママな被写体を扱うことに慣れてしまいました。

人物撮影はある程度年齢がいくと、被写体は自分より年下になることが多くなるので、精神的に楽になります。現在では、ほぼ9割の被写体は年下です。だから今では何が来ても怖くありません。笑。

このアンナという子は、性格も良く、明るかったのですが、お互い相性が良かったのか、全く気を使わずにのんびりと撮影できました。

まだまだ、このときは素朴な田舎の娘という感じでしたが、今頃は、洗練されて都会的な美人になっているかも知れません。

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「単焦点レンズとズームレンズ」

Nikkor85mm f1.8 with iPhone7 camera ©Hiroyuki Ide


自分の仕事、仕事仲間の間では、圧倒的に、単焦点レンズで仕事をしている方が多いです。

まず、撮影条件としてスタジオや、ロケ先での演出写真が多いので、フォトグラファーは自由に動けて、被写体を動かすこともできるので、ズームレンズを使う意味がありません。

ただ、個人的にブライダルやショーの撮影を依頼されたときには、迷わずに、レンタルした最新ズームレンズを使っています。

私がズームレンズを初めて買ったのはデジタル時代になってからです。たった一本だけです。

撮影状況に応じて、最新の明るいズームをレンタルしていますが、レンズのクリアーさと画質に、結構感動して、ズームも良いな。と思いますが、
そのあとで、単焦点のレンズを使うと、ファインダーの映像が、モヤが晴れたように、よりクリアーに感じます。やはり透明感が違います。

そして、画質も、やはりズームはズームで、単焦点と比べると、特に拡大率が大きい場合、最新のレンズでもボロが出てきます。
ただ、あまり画質にこだわらないジャンルの撮影では全く問題にならないと思います。

ズームを使っていて一番違和感を感じることは、
例えばモデルさんを撮っているときに、よりアップにしたいときに、思わずズームアップしてしまうことがあります。こんなときに特に違和感を感じます。

これは、まずいです。ズームアップするに従い、画角が変わるからです。

例えば私は85mmf1.8というニッコールレンズを常用していますが、自分の写真のスタイル、個性は、この画角での絵作りに頼っています。

画角の感覚が身に染み付いているから、構図的にも、アングル的にも、自分のスタイルが出てきます。これが、自分の写真のスタイルに繋がり、そのスタイルをクライアントや編集者は無意識に見ていますが、これを変えると、「あれ、ちょっと今回の写真はいつもと違うね」。と気づかれることになり、プロとしては、これはまずいです。


初心者の頃からズームアップに慣れてしまうと、レンズの画角の感覚が育ちません。

知人で、女優・アイドルを撮っている有名なカメラマンが、ある日仕事でズームレンズを使って、チェックのためにPCでサムネールを見たら、自分が撮った写真だとは信じられなかった。と述べていましたが、これは、画角の感覚がズームで、一時的に狂ってしまった良い例だと思います。

しかし、レンズも適材適所で、ズームが良くないと言っているわけではありません。ズームでないと撮れない被写体も多く存在します。

初めてカメラを購入すると、多分、ズームレンズがセットになっていると思います。それで写真を撮る楽しさを知って、もっと、自分のスタイルで撮りたい、注目される写真を撮りたいと思ったら、単焦点レンズをおすすめします。

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「FB(フェイスブック)での売り込み」

私が、FBに最初に登録したのは、FBが日本に上陸してすぐです。ほとんど日本人はいませんでした。多くは、アメリカの大学生。最初は英語でやり取りしていました。一度アカウントを削除しましたが、再登録して今年で、10年以上になると思います。

最初の頃は、たまに書き込まれるコメントに返信するくらいで、開店休業時代が続きましたが、2011年の大震災の頃から急に回りが活発になり、フレンドやフォロワーが増えました。

これは自分の方針ですが、実は、タイトルのように、FBでは、一応フォトグラファーだと経歴に書いていますが、よかったら仕事ください的な、売り込みはやっていません。しかし、コンスタントに仕事の写真や、その裏話を掲載しています。
そうやっていると、徐々にFBフレンドが増えてきて、FBフレンドの友人たちも申請してくれるようになりました。

そうやっているうちに、FBで知り合ったアート関係や、出版関係、広告代理店、企業の宣伝部の方たちから、ちょくちょく仕事の依頼が入ってくるようになりました。

最初は、単発が多かったのですが、その中のいくつかのクライアントさんの仕事はレギュラーになっています。

自分はFBフレンドの数が多いのを自慢するようなタイプではありませんが、一時、FBフレンドは2000名、フォロワーも約同数になりました。あまりに増えてしまい、いろいろと問題が起きて、一度、アカウントを削除し、しばらくして再登録、再開しました。

現在は150名ですが、以前のフレンドの中で密にやりとりしていた方が、再び友達申請をしてくれ、現在は、とても落ち着いた感じになっています。

Youtubeも、様々な情報を仕入れるために、日本だけではなく、世界中のフィードを見ていますが、やはり、売れっ子たちは、最初、自分が楽しくてYoutubeを始めたという感じがします。

楽しいところに人は集まる。そんな感じがします。

そして、専門的な売れっ子Youtuber、特に製品、ガジェット系は、的を射た的確な情報を提供してくれていると思います。情報を提供するために、結構、Youtubeで儲けたお金をつぎ込んでいるのが、動画を見ているとよく分かります。

こういったら当然だと言われるかも知れませんが、やはり、コンテンツが充実している、そして、楽しい、また見に来たい、そういうフィードは輝いていると思います。

商売っ気があると、ばれないようにやったとしても、それは匂いで分かります。最初は遊びで楽しく。それが王道だと思っています。

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「ストックフォトより印税」

私が若い頃は、まだフィルムが高価で、誰でも美しい写真が撮れる時代ではありませんでした。そして、気軽に海外に行ける環境ではなかったので、世界各地の都市や風景を撮った写真がストックフォトで重宝されました。そして、売れっ子の写真家は、相当稼いで、知人でマンション一棟建てた写真家もいました。

最近は気軽にストックフォトエージェンシーに登録できるので、お小遣い稼ぎにストックフォトに写真を登録している方も多いと思います。

私もAdobeのストックフォトに、仕事で使わなかった写真や作品を登録しました。何点か売れましたが、その買い取り価格のあまりの安さに、すぐに止めました。

いろいろと調べたら、ストックフォトで生活できるような収入を得るには、やはり、ストックフォトに専門化しないと無理だと思います。

ヨーロッパやアメリカで売れっ子のコマーシャル系ストックフォト作家は、みな、スタジオを持っていて、そこで、いろんなシチュエーションの写真を量産しているようです。例えば「オフィスの風景」とか「家族の写真」とかですね。それをスタジオの建込みで撮っているようです。

しかし、量産しないと、おそらく、単価は、コマーシャルの一般的な仕事に比べても相当低いと思います。ですから、上手く量産のラインに乗せているという感じがします。

私は1999年にはHPを自分で制作して公開していましたが、そこで公開していた個人的な作品が新聞などの媒体に使われたり、仕事で撮った作品の著作権が永久買い取りになったことがあります。

2000年以降で、3回ありました。数年に一度の頻度ですが、印税の額は、一般のストックフォトとは比較になりません。2年間生活ができるような額の印税もありました。

ストックフォトはエージェンシーが売りやすいように、価格を決めて、量で売って儲けるというシステムなので、それに上手く乗っかって、量産した写真を売るしかないと思いますが、これが上手く行くと、そこそこ儲かると思います。

結局、エージェンシーを通さずに、お金のあるクライアントを一本釣りするのか、システムに乗っかって量産して売るか、のどちらかという気がします。

しかし、そのうち話題にするつもりですが、
現在、デジカメさえ持っていれば、プロのフォトグラファー宣言ができます。まあ、小説家も同じで、村上春樹もそんな事言っていましたが、プロ宣言した方だけでも相当な数に登り、発表した作品は、膨大な数になり、埋もれてしまう可能性が、我々のフィルム時代とは、比較にならないほど大きいと思います。

そこからいかに自分の作品をアピールするか。
その可能性は、やり方によっては、現在の方が我々のフィルム時代より大きいと思います。

やはり、トライ&エラーを繰り返してノウハウを掴む方が早いし、いろいろと行動してみる事だと思います。

近いうちに、フェイスブックやインスタで、自分がやっている方法も公開したいと思っています。

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「デジカメはセンサーサイズではない」

©2018 Hiroyuki Ide

この写真は約3年前に私が撮ったものですが、カメラはミディアムサイズで、約10年前のものです。

このカットは、バストアップ(腰から上)で撮ったカットの顔の一部をクロップしています。

今見ても、この質感は凄いと思うのですが、

世界最大のピクセルサイズのデジカメバックならではの質感だと思います。

瞳の虹彩や、ほおの産毛まで微細に写し込んでいます。

多分、35mmフルサイズのセンサーだと、私が生きている間はこんな質感の出せるカメラは出ないと思います。現実的に、今、最高画質だと言われている35mmフルサイズセンサーのカメラでも、質感に限っていうと、この画像の足元にも及びません。

しかし、カメラは、シャープネスや質感だけで優劣を比較するものではなく、昨今の、最高画質などと言う曖昧でいい加減な表現はナンセンスだと思っています。

カメラは表現の手段であって、その表現のために使い分けるものです。

この写真は、ミディアムサイズレンズの自然なボケが欲しくて、使ったもので、質感云々は、たまたま副産物だったと自分では思っています。

最近、35mmフルサイズより、自分が注目しているのは、マイクロフォーサーズです。

35mmフルサイズは、どちらかというと、35mmフィルムカメラの概念の延長上にあるもので、デジタルの持つメリット、強みを最大限に生かしているのは、マイクロフォーサーズだと思います。

まだ、借りたカメラでテスト撮影をした結果での話ですが、今、いろんなデータを集めて、購入するカメラを検討していますが、もう、決まっています。

もちろん、動画性能を含めてのチョイスになると思いますが、仕事で、どれだけ活躍してくれるのか今から楽しみにしています。

撮影機材:MamiyaDF+LeafAptusII5、現像ソフト:CaptureOne Pro、

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「Rawデータの話など」

NikonのRawデータとCanonのRawデータを、以前調べたところ、私が使っていたNikonD700とCanon5DMkIIで比較した場合、フルサイズ、同画素数で換算した場合、Nikonのデータの方が重かったです。

これはどういうことかというと、Canonの方が圧縮がうまくかかっていて、コントラストが強めでした。アプリでの標準現像の場合、そのまま使えるという感じ。Nikonは軟調で、両者をCaptureOneProで標準現像した場合に、Nikonの方がしまりのない画像になります。Canonの方がより優れたカメラであるという印象さえ持ってしまいます。

しかし、Nikonはデータが重い分、データ量がよりあることになり、階調が豊かで、そして、画像処理耐性が強いと言えます。ですから、現像で自由度をより与えるために情報量を多くしているということもできます。

このことが、Canonは撮りっぱなしで納品するカメラマン、特に新聞社やメディア系のカメラマンに重宝されている理由だと思っています。

CaptureOneProは、特に欧米系のアート、ファッション系のプロに人気がある現像ソフトですが、まずNikonをプラットフォームに開発されているそうです。ですから、特にNikonの現像は相性が良く、最近までよく使っていました。現在はAdobe CCを使っていることもあり、Lightroomを使っています。

ただ、このことは、NikonとCanonのどちらが優れているのか?ということでなく、目的に応じて選択する。ということになると思います。両メーカーとも良いカメラを出しています。

一時期、両メーカーのカメラを使い分けていましたが、やはりこの2メーカーの製品は、機能的に優れているというよりは、撮影の現場のことをよく知っている職人さんが作っているという感じがします。そこが先進機能は優れているが、多くのプロが使いたがらないSONYとは違うところだと思います。

現在使っているのはNikonだけになりましたが、別途仕事用としてマイクロフォーサーズのハイエンド機を購入予定しています。意外とあの縦横比率は雑誌の撮影に重宝します。6✕4.5と同じ比率、フィルム時代を思い出す懐かしい比率です。雑誌等での写真の扱いを見ていると、大体、35mmフルサイズの比率だと、横をカットされて、場合によっては、正方形の扱いも多くなっています。

マイクロフォーサーズの場合、大きくない拡大率の写真の場合、ほとんどフルサイズと変わらないか、もしくは、フルサイズよりシャープに見えます。最も編集者は、カメラの種類とか全く気にしませんから。

自分はムービーの仕事もやっていますが、場合によってはiPhoneで撮影することもあり、とにかく結果良ければ全て良しという考え方で、クライアントもそのへんはお任せで全く気にしていません。

そういうことを考えた場合、やはりカメラは目的に合った使い分けだと思います。自分の目的に合ったラインナップであれば何でも良いと思っています。

フィルム時代は目的によって35mm、4✕5や8✕10、6✕7、6✕4.5と使い分けていましたから、考え方としては同じだと思います。

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