以前、頭頂部がストレスで禿げた時の話。
禿げはストレスが無くなったら、自然に元に戻るだろう。
と思ったが、やはりやれる事はやっておこうと、
育毛について色々と調べたことがある。
調べて行くと、当時注目を浴びてきたミノキシジルという薬があることを知った。
ミノキシジルは一般用医薬品なので、いろんなメーカーから同じような製品が出ていた。
怪しげなメーカーから、大正製薬のような大メーカーまで様々なラインナップがある。
そして、ユーザーの使用前使用後レポート、個人のブログなどを多数読んでみた。
大体、提灯記事はすぐにバレるのだが、
それを抜きにしても、顕著な効果があることは明らかだった。
株取引口座や為替取引口座のウェブサイトには、
サイトのフッター(一番最後、最下段の囲みのスペース)の上くらいに、目立たないように、取引のリスクについて注意書きが書いてある。例えば、証拠金は全て無くすリスクがあります。とか。
ミノキシジルのサイトを隅々まで見ると、やはりそれに相当するものがあった。薬の場合は「副作用」である。
それは、頭皮の痒みとか手足の痺れとか、まあ、これくらいの副作用はあるだろう。
と思うものだが、もともと血管拡張剤のミノキシジル、wikiを調べると、以下のような副作用があることが分かっているそうだ。
頭痛、意識朦朧
多毛症
性的不能
重い低血圧
不整脈、動悸
皮膚の紅潮
霞み目
手、足、顔のしびれや痛み
不整脈とか穏やかではないが、育毛してモテようと思ってミノキシジルを服用、その結果性的不能になったら、元も子もないな。
などと、思ってしまう。
そして、もっと怖いのは、服用し続けないと、効果がなくなるということ。
一説には、服用をやめると、「一気に」抜け落ちるという情報さえある。
怖しい。ホラーである。
ということは、一度服用を始めると、この高価な薬を、金が続くまで続けることになる。金が無くなったら、髪は一気に抜け落ちる。
なんて残酷な話だ。
そして、wikiの副作用にはなかったが、定期的な服用は、腎臓、肝臓機能にも悪影響を与えるそうだ。これはサプリメントも同じで、ほぼ全てのサプリメントは腎臓、肝臓に悪影響を与える。スポクラの筋肉系フィットネス系コーチの血液検査見ると、ほとんど肝機能に赤信号が点っていると言う。
当たり前の話だが、効果と副作用はトレードオフ。
新しい、毛生え薬や、サプリメントが出るたびに、調べてみると、副作用の恐ろしさにたどり着き、やはり、食事と生活習慣の改善がベストだと確信するに至る。
製薬会社やサプリメーカーは、不安難民、情報弱者を養分に生きているのだ。
という結論になる。