「帰還兵のメンタル」

精神科医療という考え方は、元々、帰還兵のメンタルをケアするために生まれました。

形成外科は、戦争で傷ついた兵士の身体をなるべく元通りにするために発達しました。

ということを、アメリカで知りました。

それだけ、戦争というものは、精神を病ませるものです。

怖いと思ったのは、

○新兵を戦場で命令があれば人を平気で殺すような人間にする。

○戦争が終わったら、そのような人を平気で殺した人間を元の精神状態に戻して社会復帰できるようにする。

という研究が、セットで行われてきたことです。

結局、これは上手くいかずに、

なるべく、兵士を戦場に送り込まないという流れになり、

そのために無人飛行機、ドローンなどが発達しました。

しかし、バーチャルの世界でも、間接的には殺人になるので、

やはりメンタルは病んでいくそうです。

戦争は、やはり、一部政治家や、軍需産業関係者の利益のために行うもので、人権とか自由とかそういうものは、戦争のための方便に過ぎません。

人権外交が成功した試しはありません。

とにかく、他国へのお節介はやめること。

これが一番です。

その国のことはその国の人間に任せろ。

アフガンのことはアフガン国民に任せろ。

です。