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フォトグラファー生活も37年目に入ります。
フィルムが16年、デジタルが21年という計算になります。

ここまで長かったようで、あっという間だったというのが実感です。

カルチャー誌、ファッション誌が仕事のメインですが、
こうやって、HPに仕事作品を並べてみると、実に様々な被写体を撮ってきたと思います。

スタートが広告系スティルライフのフォトグラファーで、後にポートレートに転向したという経緯があったので、そうなったのかも知れません。

創造的な感性は、どうしても、年とともに衰えてきますが、
それと反比例するように、いろんな事が見えてきます。

場数を踏んできたので、そうなるのかも知れませんが、
シャッターを切るというのは、最後の仕上げに過ぎないと改めて感じます。

写真はシャッターを切るまでの思考、想像が9割だと考えています。

映画の世界は、撮影までに、シナリオ、キャスティング、照明の組み立てなど、様々な過程を経ますが、スティルも、規模は違っても考え方は同じです。

映画の準備段階に相当するものを、フォトグラファーの頭の中で組み立て、撮影の現場では「考えない」という原則でやってきました。

そうすると、現場で不測の事態が起きても、なんとか対処できてきました。
そういう繰り返しが「いろんな事が見える」ということにつながったのかもしれません。

これまでの経験と技術が皆様のお役に立てたら幸いです。